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夏祭り7 

夏祭り7


「これ、キッチンに置いてくるから…」

理子が持ってきてくれたスイカを、真行寺にその殆どを食べてもらった。トレーを持ち、立ち上がると

「うん、ありがと…。早く戻ってきてね

「分かったよ」

三洲は階段を降りて、キッチンに行くと、ちょうど理子がいた。

「母さん、ごちそうさま」

トレーをテーブルに置くと、

「は~い。まあ~、キレイに食べたわねぇ…?ふふっ

「…真行寺が殆ど食べたんだよ。アイツ、鉄の胃袋だからさ」

クスクス笑いながら言うと、

「ヤダ、あーくん。そんなこと言っちゃ、真行寺君が可哀相でしょ?でも、男の子はやっぱりモリモリ食べる方が、魅力的よねふふっ

「…母さん、それは俺への当てつけ?」

三洲は真行寺ほど、モリモリ食べる方ではないが…。

「ヤ~ダ~。そうじゃないわよ~。ふふっ

それにしてもっ。

浴衣の着付けの時と言い、やたらと真行寺を褒める理子にちょっぴりジェラシー…。息子から見て、理子は真行寺を結構気に入ってるように思うが…。
(変な意味じゃなくて)

真行寺は、俺のものなんだよ…。

「あーくんだって、充分魅力的よ~

そんな言葉は、欲しくないし…どうでもいい。

ただの親バカだろ?

「…もう寝るよ。おやすみ、母さん」

「あ、お腹冷やさないように、ちゃんとタオルケット掛けて寝るのよ?」

実家に帰ってくれば、途端に子供扱いされる…。

「うん、分かってるよ…。おやすみ」

「おやすみなさい」

理子との会話を終えて、二階の自分の部屋へ戻ってみると、真行寺はもう布団の上でゴロッと寝ていた。

「何だ…もう寝てるじゃないか…」

ある意味。

ホッとしたような、つまらないような…。

三洲は念のために、部屋の内側から鍵を掛け…自分のベッドでなく、真行寺の横に添い寝をしてみた。
真行寺の顔を覗き込む…。昔、王子様役をやっただけある…甘いマスク。
睫毛が長くて、鼻筋がスッと通っている…。街を歩いてる時も、誰もが振り返った。綺麗な顔をしているのに…。

スケベなんだよなぁ…。

「わっ!」

「も~…アラタさん、遅過ぎ~。俺、もうちょっとで寝落ちるとこだったよ…」

タヌキ寝入りしていた真行寺が、ガバッと覆い被さる。

「…しょうがないだろ?ちょうど、母がいたから…っんっ…」

三洲を抱き竦め、口唇を塞いだ…。苦情も言い訳も飲み込むように…。真行寺の手が、Tシャツの裾から忍び込み…中を這い回る。

「…アラタさん」

言いながら、白いうなじにキスをした。

「…あっ…やめろよ…」

下の部屋には、理子がいる…。声や物音がすれば、不審に思われてしまう…。

「…ん…ちょっとだけ

「…お前…そう言っておきながら…最後までヤル気なんだろ?…あっ…」

「…ふふっそっバレた?」

真行寺は止めようとしない…。三洲の敏感とされる部分を丁寧に愛撫していく…。その快感に声が漏れそうになって、必死に堪えた。

「…んっ…はぁ…」

「…アラタさん…声…聴かせてよ…いつもみたいに」

三洲の耳許で、意地悪く囁いて…もっと、もっと、三洲を煽り立てる…。

「…んっ……や…ん」

実家の…自分の部屋で、こんなこと…。だけど、もう止められなくて真行寺に身を預けた。

「…アラタさん、可愛い

どこか躊躇いがちな三洲にソソられる…。そして、このスリリングな状況が…真行寺の気持ちを、更に高ぶらせていく。

「…アラタさん…挿れるよ?」

「…真行…寺…」

着ていたものは、剥ぎ取られて…。

最後まで、きてしまった。

真行寺の隆起したモノで、奥の奥まで突かれて…もう、どうにかなりそうだ…。

「…あっ…あぁん…やっ」

「…アラタさん…アラタさん…」

さっきまで、必死に堪えていた声も我慢出来なくなって…出てしまった。

「はぁっ…あん…」

「…アラタさん…すごく…色っぽいよ…」

激しく腰を打ちつけながら、三洲の蕩ける表情を見つめた…。


~・~・~・~・~・~・~


「…ねぇ、聞こえちゃったかな?」

「…ん?…何が?」

三洲のシングルベッドに移動して、コッソリと真行寺が呟いた。
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