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Sweet Life 3 

Sweet Life 3


「たっだいま~っ」

リビングへ行く前に、自分の部屋に寄り、クローゼットの中に、時計店の紙袋を隠してから、リビングへ行く。

三洲の姿を探すと、三洲は、胸の上に文庫本を伏せたまま、ソファで寝ていた。

買ってきた物を、冷蔵庫に入れてから、三洲の所へ行った。

寝込みを襲いたくなるような…可愛い寝顔。
まだ、見ていたいけど…。勿体ないが、起こすことにした。

「アラタさん、アラタさん、風邪ひいちゃうよ?起きて」

肩を軽く揺さ振る。

「…ん…?あ…真行寺…お帰り」

三洲が起き上がる。

「うん。ただいま」

リビングのテーブルの上に置かれた、小さなポインセチアの鉢植えに、三洲が気づいた。
チョン、と指先でつついて…

「これも買ってきたのか?」

「うん、クリスマスシーズンだしさ…ちっちゃくても華やかでしょ?」

今の…この時期だけ、主役に躍り出る、ポインセチア…。

「ふぅん…真行寺はイベント好きだよな?俺は、あまり興味はないが…」

半ば呆れたような口調で、三洲が言った。

三洲は…。

真行寺とは反対で、クリスマスとか、世界中が騒ぐような、イベント事には、からっきし興味がないのだ…昔から。

「確かに…イベント好きだけど…。昨年まで、クリスマスなんて、こなきゃいいって…本気で、そう思ってたっすよ…。
俺、すっげ、寂しくて…」

フローリングに膝をついた形のまま、ソファに座る三洲の肩口に、ちょこんと額をつけて、三洲の背中へと腕を回した…。

「…だけど、今年は…アラタさんと一緒だから…寂しくないよ」

ふわっと笑った瞳の奥が、何となく寂しげで…真行寺の髪を、くしゃりと撫でた。

「…ごめん…真行寺、俺、そんなつもりで、言ったんじゃないよ」

水を差すようなことを、言ってしまった…。

「…うん、わかってる…アラタさんが謝ることなんてないよ…」

背中へ回した腕に、力を込めて…三洲をギュッと、抱きしめた。

「…苦しいよ、真行寺っ…」

「…ん…もうちょっと…ね?」

「…しょうがないな…」

三洲は子供をあやすように、真行寺の頭を撫でた。
イベント事なんて、ただ後々面倒なだけ…。
ずっと、そう思っていた。
恋人の間では、大事なことか…。
真行寺を恋人と認めたからには、大事にしてやらないとな…。
今はもう…一人じゃないんだ。

「…真行寺」

「…ん?」

「…クリスマス…二人だけで過ごそうな…。会社の人に、誘われても…断れよ?」

ニコッと、真行寺が笑う。

「うんっ、アラタさん…ありがと。俺…すっげ嬉しいっす

そして、真行寺はゆっくりと体重をかけて、三洲をソファに、そっと押し倒した。
三洲の柔らかい口唇を、親指でなぞって…囁いた。

「…アラタさんの口唇…美味しそう…」

「なんだよ…いきなり…」

真行寺に、真っ直ぐに見つめられて…三洲は思わず、目を逸らせた…。

「…ねぇ…キスしてもいい?」

いちいち聞くなよ、そんなこと…。

「…ダメだと言っても、するんだろ?」

目を逸らせたまま、三洲が言うと、真行寺はクスッと笑って、

「ア・タ・リ…アラタさんてば、可愛すぎっ

「…うるさいっ、何言ってるんだ?俺は、可愛くなんかな、んんーっ…」

言い終わらないうちに、塞がれた。

溜め息が出るような…真行寺の甘いキス…。
口唇を軽く吸われて…体が段々、熱くなる…。
真行寺の首に腕を絡めた…。
三洲のシャツのボタンを外しながら、うなじに口唇を滑らせていく…。

「…あっ…はぁ……っ」

真行寺の舌が、胸の突起まで辿りつくと、舌で転がすように舐めたり…強く吸ったり…。
三洲の甘い声が漏れた…。

「…あぁん…あっ…し、んぎょ…じぃ…」

「…アラタさん…キモチ、イイ…?…もっと…してあげる、ね…」

三洲のジーパンと下着を、一気に脱がせて、露になった下半身に身を沈め、跳ね上がったそれを、口で愛撫する…。
真行寺の舌使いに、三洲は堪らず…下半身に顔を埋めている真行寺の髪を、ひっ掻き回した。

「…あっ、あっ…はぁっ…真行…寺、もぅ…」

「…まだ、だよ…アラタさん…」

「……はぁ…は、やく…真行、寺…」

真行寺は、ジーパンと下着を脱ぎ捨て、もう一度、三洲に覆い被さる…。

潤んだ瞳と目が合った…。

『目は口程にものを言う』…今の三洲は、まさに…そんな感じ。

『真行寺のが、早く欲しい』って、言ってるみたい…。
ピンクの口唇も、薄く開かれて…色っぽい…。
堪らなくなって…キスで塞ぐ…。

「…んっ…ん……はぁ…」

口唇を離して、三洲の耳許で囁いた。

「…アラタさん…挿れるからね…」

三洲の脚を開いて、ゆっくり挿れていくと…、真行寺を締めつけながら、徐々にくわえ込んでいく…。
苦痛に歪んでいた、三洲の表情も…やがて、恍惚の表情に変わっていった…。

「…あっ…んっ…はぁん…真、行、寺…あっ…」

薄暗くなった部屋に、ソファの軋む音と、三洲の甘い喘ぎ声と…真行寺の荒い息遣いが響いていた…。

そして、訪れた…絶頂の瞬間…。
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