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INSPIRATION 12 

INSPIRATION 12


「…真行寺」

真行寺は、そのまま口唇を重ね…ちょっと長めのキスをして、口唇を離した。

「…アラタさん…服が皺になっちゃうから…」

三洲を抱き起こした。

「…バカだな、そんなこと気にして…」

「だって…」

真行寺は、三洲の私服が大好きなのだ。学生時代から、ずっと…。

それを、皺にするなんて…。

…バチが当たりそう…。

三洲を抱き寄せながら

「…エッチ、我慢する…」

「…我慢出来るのか?真行寺」

ちょっと、悪戯に…クスクス笑いながら、三洲が聞いた。

「…うん、我慢出来る…ってか、我慢するよ…。だって、時間も気になるしさ…マンションに着いてから、たっぷり愛してあげるね

三洲の頬にチュッとキスをした。

「…うぇっ、キモい」

「あっ、意地悪っ!」

「あははっ、冗談だよ」

腹を抱えて、笑い転げる三洲。

「…もぉっ、アラタさん、ヒドイじゃんっ!」

三洲を、ムギュッと抱きしめて、意地悪なことばかり言う可愛い口唇を、キスで塞いだ。


昼までイチャついて、時間を潰した二人は、チェックアウトをして、旅館を後にした。

一路、東京へ…。

~・~・~・~・~・~・~

「…あ~、もぉ~…スゴイ渋滞してる…」

「GWだからな…もうUターンラッシュ始まってるんじゃないか?」

東京に近づくにつれて、高速道路も…ドン詰まり。

さっきまでは、休憩入れてもスムーズだったのに…。

もう18時だ。

「帰りにスーパー寄ってかなきゃ、アラタさん」

「明日じゃ、ダメなのか?」

「だって、冷蔵庫ん中、空っぽだよ」

旅行だったからね。

「…そうか、それじゃ寄ってかなきゃな…」

いつ、着くことやら…。


~・~・~・~・~・~・~


超ノロノロ運転が続くこと1時間余り…。
やっとの思いで、高速道路を降りて、一般道を走っている。連休じゃなければ、すんなり行けるところも、連休だからこそ、混み合って大変だ…。

こんな時じゃなければ、二人で旅行出来ないし…。

仕方のないことだけれども。

二人は途中、夕食と買い物を済ませ、3日ぶりの自宅マンションへと帰ってきた。

「ただいま~」

部屋の電気を点けた。

「やっぱり、自宅は落ち着くね

「そうだな…。真行寺、お疲れ様。運転、ありがとう」

行きも、帰りも運転手だった。

「うぅん、お安い御用だよ

買ってきた物を冷蔵庫に入れながら、真行寺が答えた。

「風呂、汲むぞ」

「あ、ありがとう、アラタさん」

いつもの生活に戻っていく。

「ねぇ、お風呂上がったら、これ飲もうよ

旅館で買ってきた、美味しいお酒。

…冷えてないけど。

「…あ、いいよ。なら、ベッドで飲まないか?」

酔ったら、移動が面倒だろ?

「…そっかぁ、それもそうだね。アラタさん、あったまイイ~

真行寺に言われると、何だかなぁ…。

まぁ…いいけどさ。

「アラタさん、お風呂汲めたから一緒に入ろ

「真行寺、先にいいぞ」

「アラタさん。ちょっとリッチな旅行してきたんだから、少しでも光熱費とか浮かせなきゃ…だから、ね

「とか、何とか言って…真行寺はただ、一緒に入りたいだけなんだろ?」

「う~ん…そうとも言う

クスクス笑いながら、三洲を抱きしめて

「…ねぇ~、一緒に入ろうよぉ」

このままでは、埒があかない…ので、仕方なく…。

「…あー、もう、分かったから…入ればいいんだろ、入れば…」

「そうこなくっちゃ

真行寺は嬉しそうに、三洲の背中を押し、二人でバスルームへ入った。


「…先に上がるぞ」

三洲は、サッサと風呂から上がった。

「…あー、狭かった」

あんなデカイ体して、一緒に風呂入りたがるから、堪ったモンじゃない。
ウチのバスタブは、そこまで広くないんだよ…。
ブツブツ言っていたら、真行寺も上がってきた。

「アラタさ~ん

後ろから、ガバッと抱きつかれた。

「わっ、濡れるだろっ、バカッ」

せっかく拭いたのにっ。
…余計なことしやがって。

「怒らないでぇ

絡んでくる真行寺に構わず、体を拭いて下着を着けようとすると、真行寺に下着を取り上げられた。

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