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INSPIRATION 15 

翌日。

真行寺よりも先に目が覚めた三洲は、そっとベッドを抜け出して、バスルームへ…。

昨夜、真行寺に愛された体には…紅い印が、所々についていた。

シャワーで流せない…印。

三洲は、フッ…と、笑って

「…俺も、すっかり真行寺の所有物だな…」

それにしても…。

「…つけ過ぎだろ、これ」

内股にも、しっかりと!つけてある…。

「まあ…見えないから…いいか」

それだけ…愛されているってことで…手を打とう。

その頃、真行寺は…。

一人っきりのベッドで、未だ…夢の中。

バスルームから戻った三洲は、着替えも済ませ…まだ寝ている真行寺の上に馬乗りになり、覗き込んだ。

「…真行寺」

そっと、呼んでみる。

「…ん…」

うっすらと目を開けて…。

「…あ…おはよう…アラタさん…」

「おはよう、真行寺…」

口唇にチュッと、キスをした。

「…ん…アラタさん…こっから、まる見え…

「え?」

真行寺は、三洲の両脇に手をやり、シャツの上から親指で、乳首を転がした…。

「あんっ…やめろ、よ…」

頬をちょっと赤らめて、身をよじった…。

「…アラタさん、ボタンいっぱい外してるから…触りたくなっちゃったんだよ

そのまま、三洲を抱きしめた。

「…どスケベ」

三洲はクスッと笑って、真行寺の耳許で囁いた。真行寺に、抱きしめられたままで…。

「意地悪

二人でクスクス笑った。

「…食事の支度しておくから…シャワー浴びてこいよ…」

「…うん…さて、起きよっと」

三洲を抱きしめたまま、上体を起こした。

「…はぁ…何か、俺…すっげ、シアワセ…

三洲の胸に顔を埋めた。


何か、いつもと逆だけど…。

俺も、何だかシアワセを感じるよ…真行寺。

もう一度、軽くキスをした…。

「…さ、支度をするか」

三洲は、真行寺の膝から降りて、キッチンへ。

真行寺は、バスルームへ。

「…もうすぐ10時だな」

三洲は、エプロンをして…

目玉焼きを作ったり、付け合わせの、温野菜サラダを作ったり…。

「あとは…トーストと、コーヒーだな…」

コーヒーメーカーをセットして、食パンをトースターに入れた。

「…これでよし、と」


部屋中にコーヒーの香りが漂う…。

真行寺が、バスルームから戻ってきた。

「…う~ん…いい匂い…」

次の瞬間、三洲のエプロン姿に、目を奪われた。

可愛すぎる、アラタさん

自分の部屋を素通りして…思わず、背中から抱きしめた。

「わっ…なんだよ」

「アラタさんの、エプロン姿って…いいね可愛い奥さんみたい

「はぁ?」

「ね、ねっ、今度…裸エプロンやってよ

「アホかっ!お前は」

「う"っ」

三洲は、真行寺の腹に肘テツを喰らわせた。

「…っつーか、お前、服着てこいよ」

腰にバスタオル巻いただけで…。

「服着ようと思ったら、アラタさんのエプロン姿が、目に入って…抱きしめたくなっちゃったんだもん…」

そう言って、首筋にキスをした。

「…あん…よせよ…」

誘うような声が出てしまう…。

だけど…そうじゃなくて。

「…せっかく作ったものが冷めるだろ…服着てこいよ」

「うんそうだね。着てくるから、待ってて

真行寺は自分の部屋へ行き服を着る。

三洲は、その間にマグカップにコーヒーを注いだ。

程なくして、真行寺が戻ってきた。

「お待たせアラタさん

「ああ」

二人で、ちょっと遅めの朝食…。

「いただきま~す」

いつもの生活が少しづつ戻りつつある…。
休みが明ければ、また忙しくなるけど…。

「ね、マジで、次…どこ行く!?」

「…そうだな…また、ゆっくり考えよう」

トーストをかじりながら、三洲が答えた。

「うん俺、また探しとくね」

ニコニコしながら、真行寺が言った。

夏までは、もう…そう遠くはない…。


Fin.
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