FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いつも君を想ってる6 

いつも君を想ってる6


翌日の午後、三洲の携帯に、真行寺からメールが届いた。

『お疲れ様です(^O^)
昨日は、傘をありがとうございました。ホント、助かりました。
アラタさんに会えて、超嬉しかった(≧∇≦)
早速なんですけど、今週の金曜日って、空いてますか?
お返事、待ってま~す!

真行寺より。』

「何なんだ、このメールは…ハートマークなんか使いやがって」

三洲は、ブツブツ文句を言いながらも、内心は、ちょっと嬉しかったりする。

「…金曜日か…」

システム手帳を開き、仕事上のスケジュールの確認をする。
特に、何もない。
近頃、30分~1時間の残業があって、定時には帰れないが…。

「どこかで待ち合わせだな」

三洲は、メールの返信をした。

『お疲れ。金曜日、大丈夫だが…時間と場所は、どうするんだ?
俺は、残業があるかも知れない。
それでも良いのか?

三洲より』

直ぐさま、その返事が届いた。

「お…早いな…」

携帯を開いて、見る。

『傘も返したいから…アラタさんちじゃダメ?』

真行寺が…家へ来る…。今の気持ちが、抑えられないかも知れない…。
2年間、会えなかった想いが全部…流れ出てしまうかも知れない…。
真行寺を愛してる…。
でも、そうなったら…それでも良い。
嘘ではない、紛れのない事実…。
三洲は、腹を括った。
再び、メールの返事を返す。

『いいよ。でも、俺の自宅知らないだろ?
今は、会社に近い所に住んでいるんだ。』

メール送信。

携帯がまたメールの受信をする。

『マジ!?じゃぁ、じゃぁ…泊まってもいい?』

何でそうなる!?

「下心が見え見えだ、真行寺」

三洲も下心がない訳ではないが…。余裕があると言えば、嘘になる…。
余裕など…ない。ならば…。

『仕方ない。泊めてやるよ。その代わり、ベランダで寝ろよ』

送信。

受信。

『え~っ!ヒドイ!意地悪!!…(T_T)
そんなの嫌だ!せめて、家の中がいいっ!』

メールなのにムキになる真行寺。

「この顔文字、アイツにそっくりだ」

三洲は、笑いを堪えながら、メールを打つ。
あまり、虐めても可哀相だから、ここらで止めておく。

『考えておくよ。じゃぁ、一応この近くの公園で、待ち合わせしないか?』

ちょうど、オフィス街の一本裏の通りに、さほど広くはないが、公園がある。 昼時ともなれば、OL達がそこで、昼食を摂っている姿を、よく目にする。
公園と言えば、ここしかないから、真行寺も知っているだろう。

『いいっすよ。公園で待ち合わせしましょう。
あぁ、楽しみだなぁ
また、当日メールしますね!』

『わかった。じゃ、金曜日な』

口には出さないが、三洲も、内心…楽しみであった。
またメールが届いた。

『は~い!では、また。仕事頑張ってね(^ε^)チュッ』

「何だよ、これっ」

メールを見て、一人赤面する三洲であった…。
スポンサーサイト

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。